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此処にも殆んど訪れることがなかった。久々に絵に対する思いが湧き上がってきたので、やっと何か書ける気がする。歳も取ったから、周りに亡くなる人もあるのは当たり前だけれども、人が死んだ後から事を始めるのは何とも辛い。これはいろんな意味で言っているのだけれども。1つは文の如く人が死んで初めて気が付くというような意味である。もう一つは事績を残した人々から考えると、もうとっくに事績を残してもいい年ではあるが、今から始めなければならないのは、何とも辛いというような意味だ。遅くとも、今という時が重要であることはどのタイミングでも同じだから、気が付いたところから始める以外に方法がない。しかも私がいるのは「今」だから常に始まりで、常に出発である。また、何度目かの出発である。
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